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最近、派遣や契約社員の解雇が社会問題となっています。 職に就けない人があふれているとニュースでは伝えられています。 社宅を追い出された人たちのために公園で大規模な炊き出しをしたり、行政もいろいろと行動を起こしているようです。
結果の出る人はやっている就職活動4つの解法
ですが、本当に全部の職種が人手欠乏なのでしょうか?
そうではないようですね。 飲食業界内では現在は人手欠乏が続いている状態です。
飲食店も社員やアルバイトを常に募集しており、求人情報誌に出しても、まったく反応がない場合もあるという厳しい状況です。 特に深夜営業の居酒屋などは、アルバイトを雇うために、求人の広告費だけで相当の出費をしているという話です。 数年前からうわさされていた人手欠乏の時代がとうとうやってきたようですね。
職種によって人手欠乏になってしまうその理由はなんでしょうか。 ただ単に若い人の数が減少しているのも要因の一つです。 また職業に対しての意識が変化している時代なのでしょう。 昔と違って正社員で働くことにそれほどこだわらない人も増えてきました。 フリーターと呼ばれる人も増えています。
それに追い討ちをかけるように団塊世代が退職します。 大勢の退職者が出たあとは若い社員の採用をポジティブに行います。 すると結果、企業が人材を取り合い、それに負けた企業は人手欠乏となるのです。
よく考えてみればバブル時代にもこうした人手欠乏を経験しましたよね。 でもあの時代と違っていることは、労働者そのものが減少しているという問題です。 バブル期よりも現在のほうが大問題だと言えます。
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