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このごろの雇用の状況が悪化し続けるという報道が見過ごせないほど多いなか、反対に今がチャンスである!と採用に前向きになっている職種もあります。 しかも「社会寄与」しつつ、同時に人材堅持、さらに付け加えるならば活性化を狙うケースもあります。
最近の子供たちは塾に通っていない子のほうが少ないのでは?と思うほど、塾通いをしている子供をよく見かけます。 親御さんたちもとりあえず塾に通わせていれば安心と思っている人も少なくないでしょう。 あたしの近所の学習塾も生徒の増加に伴い店舗を増やしていてそれにかかわる指導者や事務員は人手不足に陥っているようです。 こうした新店舗を展開し続ける学習塾は人手不足なのです。
そのような学習塾の中で他塾を買収し好業績をあげている企業があります。 主に首都圏で有名な「学究社」です。 現在の不況の中で、他の企業を辞めさせられた失業者を対象として、昨年12月から期間限定社員を募集しています。 その数は最大で100人です。 期間は最長4カ月間で他にも正社員や契約社員も同時に募集しています。
この学究社の東京都国立市教室で、契約社員として勤務している40代の男性は、この1月中旬からこの仕事を始めたそうです。 その主な仕事内容は個別指導の時間割り組み立てを中心とした事務です。
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彼の職歴ですが、韓国で十数年暮らしていて、その後3年前に帰国しました。 日野自動車で2年半ちかく働いていましたが、期間従業員でしたので昨年3月に辞めました。 その時は雇用の期間が切れる度に失業の心配があったそうです。 安定している仕事を探すうちにハローワークで学究社の求人を知ったということでした。 月20万円ほどの月給は以前の期間従業員として稼いでいたころのおよそ半分しかありません。 ですが今後、正社員になる可能性もあるので心持ち的には安定していると話しています。 学習塾は親御さんや子供から感謝される職種でもあるのでやりがいのある仕事でしょうね。
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