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一例を参照するならば、例えば従業員が20人以下の小企業も職種は色々ですが、人気があるように考えられます。 小さい企業だと大手と比べ人手欠乏になりがちなイメージがありますが違うのですね。 これはここ数年の景気悪化の影響でしょうか。 仕事を選ぶ際に重視するものは、お給与よりも仕事が安定している点を考える人が増えたことによります。 社宅や寮付きのお仕事に人気があるのはこうしたことからも考えられます。
また地域の例で見ていくと農業の募集はこんな風でした。 北海道の倶知安(くっちゃん)町のある農家は求人情報として月収20万から30万円。
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そして一戸建ての家屋を貸与するという条件を出しました。 こうして自分の後継者を募集したそうです。 その農家はどうしても人手欠乏になりがちな職種なので、10件くらいの応募があれば嬉しいと思っていたところ、それをはるかに超えた応募数は100件を超えました。 農業は人気がないのかと思っている人もいるでしょう。 これは驚きの結果ですよね。 100を超える応募の中からどのように選んだのかと言及すると何よりも仕事(農業)への熱意を感じたという若い20歳代夫婦を選びました。 その夫婦はなんと滋賀県から北海道に引越し農家を引き継ぐそうです。 農業は、他の職種と比べてそれほど儲けがなく、人手欠乏が続き仕事的にキツイという事実もあります。 ですが好きな人には農業は面白い仕事だと言います。 そう考えてプライドを持って農業を続けている人がいるから俺たちはこうして安心して作物を食べられるのでしょう。 同様に考え引き継いでくれる次世代の人がいることは喜ばしいことですね。
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